山野行路人

山野を巡る比企の野人です
古河城址:茨城県古河市

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2017年11月:古河城址(茨城県古河市)を訪ねた。古河城は下総國(古河市)渡良瀬川東岸にあったが、今はほとんど痕跡は残されていない。中世、近世にはこの地は渡良瀬川による江戸を結ぶ河川交通の重要拠点であった。近代になり大規模な河川工事で城跡は跡形なく破壊されてしまったため、建造物は勿論のこと、本丸や各曲輪、堀など殆ど残っておらず残念なことである。

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城跡の一角に「追手門跡」の碑がポツンと立っているが痕跡は何もない。

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旧日光街道沿い西側に城はあった。古河城は古くは平安末期に築かれたが室町後期以降、享徳4年(1455)には古河公方の本拠地となった。江戸期には徳川の東北にらみで城主は幕府の要職を務めること多く大老土井利勝、堀田正俊等々が城主となった。今は追手門跡は何もなく本丸なども渡良瀬川近くにあったらしいが元はあった本丸跡の看板も今はないらしい。

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左写真:旧日光街道を歩くと「御茶屋口跡」の案内を見る。古河城は将軍が日光社参の折りに岩槻城(さいたま市)の次に宿泊する宿城とされ、日光街道沿いのここ御茶屋口から入城したお成りの入り口である。将軍はここから古河城御成門に向かった。右写真は住宅街の一隅にひっそりと立つ「追手門跡」の碑。この追手門へは堀に架かる橋を渡って入る枡形門であったらしい。

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唯一、遺跡と言えば古河歴史博物館の東側に残った「出城諏訪曲輪跡」といったところ(右写真)。

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近くにある正定寺には最もかかわりの深い城主であった初代土井利勝をはじめとする土井家の墓がある。右写真は寺内にある土井利勝の像。

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土井利勝の墓と土井家の墓。

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墓所正面にある宝篋印塔は土井利勝の夫妻のもの。右写真は旧土井家江戸下屋敷の表門(薬医門:通称黒門)で東京本郷から当寺に移築したもの。

歴史・文化財散策 | 16:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
岩櫃城址(群馬県)を歩く

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2018年5月26日:2016年、NHK大河ドラマ「真田丸」にて注目を浴びた「岩櫃城址」(群馬県東吾妻町)を訪ねた。この城は岩櫃山(標高803m)の東面中腹に築かれた中世の山城で岩山である頂上から200mほど下がった場所(標高593m)に本丸、二の丸、中城があり、南側は切沢の谷、南東側は山斜面を壁とし、吾妻川を堀とし北側は不動沢にて防御としている。当然、西側は岩櫃山の岩稜に守られ敵を寄せ付けない天然の要害の地に築城されている。

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本丸跡には建物の土台と思われる形跡が残っており見張り台などがあったと思われる。岩櫃城は14世紀南北朝の頃に築城され、永禄6年(1563)武田信玄の命で真田幸隆が攻略、三男昌幸、昌幸長男信幸と支配。後信幸は沼田城主となり岩櫃城は沼田の史城となる。関ケ原の戦い以後家康の一国一城令により廃城となる。

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城跡巡りは一般的には平沢登山口にある駐車場に車を止め、少し歩いた先にある観光案内所で情報を得て、尾根通りから本丸跡へ登り、帰りは沢通りから戻る周遊コースを辿るとよい。本丸跡からそのまま登っていくと岩櫃山の頂上に至る。

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国道145号から見た岩櫃山。     観光案内所の所にある「天狗丸跡」

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天狗丸跡から見た岩櫃山岩峰(写真左端)この東側に城跡中心部がある。

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岩櫃城概念模型。西側は岩櫃山の岩稜に、南は吾妻川に守られている。

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岩櫃山登山口が本丸への登山口となる。すぐ先で尾根道と沢道の分岐に出るが左に尾根道を進むとすぐに「中城跡」に出る(右写真)。

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中城跡から本丸跡への標識に従い登っていくと本丸下の空堀跡に出る(右写真)。

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本丸下空堀跡を左に見て進むと本丸と空堀を隔てて右に「二の丸跡」がある。

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二の丸跡から階段を登れば「本丸跡」に出る。

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岩櫃城本丸跡。

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二の丸側からと南枡形虎口から本丸へ至る通路であり本丸の南面を守る「腰曲輪跡」。

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「本丸南枡形虎口跡」         「本丸北枡形虎口跡」

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本丸西北の「一の木戸跡」       「水曲輪跡」

歴史・文化財散策 | 16:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
ラベンダー園:千年の苑

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2018年6月22日:埼玉県嵐山町に開設されたラベンダー園「千年の苑」がプレオープンされている。現在60%程度の植え付け面積であり、来年6月には総面積10.5ヘクタールとなり正式オープン予定。完成時には関東で有数の広さを誇るラベンダー園になると思われる。

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現在、6ヘクタール、4万本の植え付けが完了。完成時には10.5ヘクタール、7万本となる予定。

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現地に掲げられている完成予想図の看板。プレオープンは7月1日まで行われ入園無料で散策路が解放される。

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遠方の山は嵐山町最高峰標高179mの大平山。大平山山頂からここのラベンダー園を望むことができる。

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大平山山頂から眼下にラベンダー園を望む(黄色丸内)。

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植えられているのはラバンディン系のクロッソという品種であるが、一部白色系のロングホワイトという品種も植えられている。右写真は同時に行われている摘み取り専用畑で摘み取り体験をしている来園者達。

自然(花鳥草木) | 14:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
四万温泉滝巡り-5:小泉の滝

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2018年5月26日:今回の滝巡りの最後は「小泉の滝」。シャクナゲの滝を見た後、四万川ダムの堰堤を渡り四万バイパスの奥四万トンネルをくぐり、すぐに左折、右に薬師堂を見ながら下り、ダム堰堤下で右折すぐに右手に小泉の滝の滝見台を見る。

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葉が生い茂ったこの時期は滝が見にくい。

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木立の奥に何とか見える状態の小泉の滝は落差6m。

自然(花鳥草木) | 16:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
四万温泉滝巡り-3:摩耶の滝とまぼろしの滝

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2018年5月26日:小倉の滝見学後、摩耶の滝に向かう。一旦四万バイパスに出て左折、奥四万トンネル手前、左手に摩耶の滝入り口の標識がある。トンネル手前の空き地に車を止め、摩耶の滝へ向かう。

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摩耶の滝は落差20mほどであるが豪快に流れ落ちている。

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摩耶の滝へは遊歩道が整備されている。トンネル入り口から約1.8km歩く。この遊歩道はかつては牛馬が引くトロッコ道であったという。そのため先の小倉の滝への山道とは異なり、やや道幅広く歩きやすい。しかし途中には「クマ出没注意!」の看板と「クマ警鐘の鐘」が設置されている。

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クマさん出てこないで!と1.8km、20分弱歩くと滝見台に出る。

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日和見沢に落ちるこの滝には「お不動様の導きで摩耶姫という美しい娘と凛々しい若者が出会ったと」いう伝説があるという立て看板が遊歩道の途中にある。

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摩耶の滝の左手を見るとこちらにも滝が落ちている「まぼろしの滝」である。水量の多いときにしか現れないという滝。

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摩耶の滝左側に流れ落ちている「まぼろしの滝」。結構高い位置から落ちている。見られてラッキー!!!。

自然(花鳥草木) | 14:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
四万温泉滝巡り-2:小倉の滝

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2018年5月26日:四万温泉滝巡り、桃太郎の滝の次は温泉街には入らずに四万バイパスを走り途中、左へスポーツ林方面へ入る。民家の細道を進むと右に小倉の滝への案内標識を見る。左上部にスポーツ林の駐車場があるが滝への入り口付近は道路が広くなっているので道端に駐車可能。

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簾のごとくに流れ落ちる「小倉の滝」は落差25mほどもあろうか。見ごたえのある滝だ。

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右に降りていくのが小倉の滝への道で案内標識が立つ。

4この入口から歩くことになるが、案内によると滝へは2.5kmほどあり、徒歩40分とある。途中には数ヵ所に「クマ出没注意!」の看板と「熊警鐘の鐘」が設置されている。熊の出没に怯えながらの滝への道は行きも帰りも怖い思いをしながらの滝見物となる。因みに熊の怖さから私は速足で往復し、往きは25分、帰りは20分、滝見物は5分で車に戻った。行きも帰りも誰一人とも会わなかった。
 

自然(花鳥草木) | 13:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
四万温泉滝巡り-1:桃太郎の滝

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2018年5月26日:四万温泉周辺にはいくつかの滝があると聞き、滝巡りに出かけた。まず最初に出会えるのが四万温泉入口といえるところにある「桃太郎の滝」。国道353号の道沿いにあり3台ほど駐車できるスペースあり、小さな案内板が立つ。

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小さい滝であまり見栄えはしない。案内板の説明によると四万川に流れ落ちる滝で、変わった滝の名称は落下する滝の流れの形が桃の形に似ているからという伝承があるという。

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説明板の案内図によるとダムの堤の上を歩き滝の上部への遊歩道が書かれているが、立入禁止となっている。

自然(花鳥草木) | 13:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
四万温泉・薬師堂

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四万温泉の一角に国指定重要文化財の「薬師堂」がある。説明板によると慶長3年(1598)に伊勢国鹿目喜左衛門が藤原家貞が真田信幸の武運長久を祈願して建造されたものという。造りは寄棟造、茅葺で正面、側面ともに3間、様式は和様と禅宗様の折衷様式。薬師堂の前には門を兼ねるか?「お籠り堂」がある。こちらは慶長19年(1614)建造という。薬師堂、お籠堂ともに温泉と結びついた薬師信仰を物語るものとして貴重なものと記されている。

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前にお籠堂、後ろに薬師堂。右写真はお籠堂で町の重要文化財。湯治客が病気を治すために閉じ籠り、経を読んだり水垢離、断食などの荒行を行ったという。

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薬師堂は前方2間が外陣、後方1間が内陣、境に格子戸をはめ込む。堂内の厨子は天文6年(1537)造という。

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薬師堂脇には四万温泉発祥の地とされる「御夢想の湯」という古湯がある。永延3年頃、源頼光の四天王のひとり碓氷貞光の夢枕に童子が病を治す霊泉を教えたという伝説からこの名がある。

歴史・文化財散策 | 12:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
弓立山・男鹿岩から女鹿岩

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2018年3月15日:埼玉県ときがわ町に男鹿岩と女鹿岩があると聞き、両岩をつないで歩いてみた。男鹿岩は弓立山中腹にあり、女鹿岩は都幾川を挟み北側の雷電山麓にある。

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先ず、男鹿岩に行くために弓立山を登る。保育園前の駐車場に車を止め登り出す。30分ほど登ると男鹿岩に着く。そのまま弓立山山頂を目指した後、北側の登山口に下り、都幾川の対岸に亘り、女鹿岩を目指す。

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登山口から30分ほどで男鹿岩に着く。岩に登ると眼下にときがわ町の家並が見える。ここから弓立山山頂は近いので山頂を目指す。

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男鹿岩から10分弱で山火事でカヤトの原となり360°の展望が得られる弓立山山頂(427m)に着く(左写真)。一休み後、再び男鹿岩を通過し、そのまま尾根伝いに下り、北側の登山口に下り立つ(右写真)。

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都幾川を渡り、立ち寄り入浴できる四季彩館前を通過し(左写真)山道に入る。数分で車道に出るのでそのまま車道を歩く。木工製作販売店を右に見て数軒の民家の前を行くと女鹿岩上というデマンドバスのバス停に出ると展望が開け弓立山が望める(右写真)。

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その先直ぐに「女鹿岩入口」の標識を見る(左写真)。山道を下って行くと女鹿岩右という標識を見る(右写真)。道なき道を直登すると大きな女鹿岩が現れる。

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大岩の間に3個の岩が挟まった状態の女鹿岩。左側を登ると岩の上に立てる。樹間の先に弓立山が望める。ここから少し登るとお墓の先で林道に出る。林道をもと来た道を下って駐車した場所まで戻り今日の日程を終了する。

登山日記 | 12:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
岩殿山正法寺:尻あぶり神事

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2018年6月3日:岩殿山正法寺(通称岩殿観音)埼玉県東松山市岩殿にて「尻あぶり護摩修行」という神事が執り行われた。当日配られた資料によると開山1300年という古刹の当山に伝わる伝説にまつわる風習「尻あぶり」とは岩殿山に棲み付く田畑を荒らす悪竜を坂上田村麻呂が退治した。村人は喜び坂上田村麻呂をたき火とお饅頭でもてなしたという伝説から生まれた風習という。

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当山の山伏が護摩修行を執り行う。

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山伏による真言密教に伝わる秘宝の護摩修法。

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護摩の炎が上がり、祈願者は結界の中に入り、住職より宝剣加持を受け身を清める。

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続いて願い事を書いた護摩木を炎に投じ、尻あぶり饅頭を受け取り尻をあぶりながら饅頭を食す。

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祈願者は順番に祈祷を受け尻をあぶりながら饅頭を食し、観音堂内に参拝する。以上で神事は終了する。

歴史・文化財散策 | 14:18 | comments(0) | trackbacks(0) |



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