2017.10.16 Monday
掛川城御殿
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2017年9月20日:掛川城見学の後、付随する「掛川城御殿」を見学した。当御殿は当初本丸にも造られたが老朽化等もあり二の丸に移った書院造の御殿。その後、安政元年(1854)の大地震で倒壊に遭い、安政2年(1855)から文久元年(1861)にかけて再建された。これが現在に残る御殿。この御殿は儀式・公式対面など公的式典、藩主公邸、政務を司る役所として機能した。このような現存する城郭御殿は全国に高知城(高知県)、二条城(京都府)、川越城(埼玉県)とともに4ヶ所しかない。
御殿玄関:屋根は起り破風(むくりはふ)、棟木端を隠す飾りは蕪懸魚の重厚な玄関。見学者もここから入場する。
玄関脇には大ソテツ。右写真は玄関を入って直ぐの部屋が三の間で奥が次の間、左端の太鼓は掛川城太鼓櫓にあった時を知らせていた太鼓。三の間は城主や家老に用向きを済ませる間。
左は二の間で三の間で処理できない事項を扱った部屋。
。右は身分の高い人が城主に謁見できる次の間で奥は御書院上の間。御書院上の間で城主が政務を執った部屋。廊下からは天守が望める。
小書院:城主がくつろぐ部屋。 大目付の部屋。
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