2008.05.04 Sunday
秩父塚越の花祭り2008
2008年5月4日:埼玉県秩父市の米山薬師堂にて埼玉県指定無形民俗文化財である「塚越の花まつり」が行われた。この祭りはお釈迦様の誕生を祝って、約222年前の天明六年(1786)の頃から塚越地区の子供達によって代々引き継がれてきた伝統行事。以前は小学3年生以上の男子だけで行ってきたが年々、子供の数の減少により女の子も入れ、今は1年生以上の男女全員で行うようになった。今年は塚越地区では小学生が4人となってしまったので、園児、中学生、地区出身者の子供達の協力を得て、33人の子供達で行われた。行事は熊野神社を出発し、2週間前から子供達が集めたツツジ、タンポポ、菜の花等の花をまきながら、誕生仏と花御堂が通る参道を清めて進む。
祭りのクライマックスともいえる薬師堂前の広場での花まき風景
協力金500円を払うとこのポスターをくれる。
右写真:麓から薬師堂を望む
左:午前7時、花火の合図で熊野神社を出発。
右:お釈迦様の誕生仏を安置する「花御堂」の屋根は赤松の新芽、いぬがやの新芽、アオキの実、赤・白のツツジの蕾を丁寧に糊で葺く。軒先の四隅には藤の花、屋根の上には牡丹の花が飾られている。これは前日の晩に子供達の手によって作られたもの。
ツツジや藤の花が咲く、参道を花をまきながら行列は参道を登っていく。
本当に絵になる子供達の花まき。周りをカメラの放列が取り囲み、子供達はサービス精神旺盛に思い切り天に向かって花をまき散らす。
左:花をまいた後は花びらで地面が埋まる。
右:延享三年(1746)建立の「米山薬師堂」(秩父市指定有形文化財)
薬師堂に安置された花御堂と誕生仏。訪れた人達が順番にお釈迦様に水をかけ祈る。
行列が通った参道には子供達によって、まかれた花びらで埋もれている。
祭りのクライマックスともいえる薬師堂前の広場での花まき風景
協力金500円を払うとこのポスターをくれる。
右写真:麓から薬師堂を望む
左:午前7時、花火の合図で熊野神社を出発。
右:お釈迦様の誕生仏を安置する「花御堂」の屋根は赤松の新芽、いぬがやの新芽、アオキの実、赤・白のツツジの蕾を丁寧に糊で葺く。軒先の四隅には藤の花、屋根の上には牡丹の花が飾られている。これは前日の晩に子供達の手によって作られたもの。
ツツジや藤の花が咲く、参道を花をまきながら行列は参道を登っていく。
本当に絵になる子供達の花まき。周りをカメラの放列が取り囲み、子供達はサービス精神旺盛に思い切り天に向かって花をまき散らす。
左:花をまいた後は花びらで地面が埋まる。
右:延享三年(1746)建立の「米山薬師堂」(秩父市指定有形文化財)
薬師堂に安置された花御堂と誕生仏。訪れた人達が順番にお釈迦様に水をかけ祈る。
行列が通った参道には子供達によって、まかれた花びらで埋もれている。
コメント
随分昔になりますが、近くの鉱泉宿に泊まって、この花祭りの始終を見に行ったことがありました。
川の畔の鉱泉宿は、名前を忘れましたが、なつかしい思い出です。
川の畔の鉱泉宿は、名前を忘れましたが、なつかしい思い出です。
| mvk | 2011/04/08 2:35 PM |
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